りきどう 28点 - エンジニアの麺日記

岐阜県に行った際、こちらのりきどうというラーメン屋さんを訪問しました。食べログではTOP5000に入る人気店です。2016年7月現在は、岐阜の総合ラーメンランキングでは２位になっています。休日の昼過ぎに訪問しましたが、全く並びは発生しておらず、席にも余裕がありました。食べログ3.6を超えるラーメン屋ですから、都心であれば20分は並びを覚悟しなければいけないと思ってましたが...食べログの得点と並ぶ時間には相関があると考えていますが、同じ得点でも地域によって必要な絶対時間は違いますね。岐阜県であればラーメン屋で並ぶということをしなくてもいいのかもしれません。以下をオーダーです。

つけ麺　凄平麺

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雰囲気

イケメンな店主がラーメンを茹でてくれます。職人といった風貌です。お店もまだ新しく、そこかしこに清潔感が漂います。券売機でチケット買ってからカウンターに並ぶ仕組みですが、選べる麺の種類が４つあり、おすすめはどれですか？と聞いても、明確な回答を得られませんでしたので、インパクトのある凄平麺と細麺を選択しました。最近昔に比べると券売機で選んでから着席という形態のお店が増えてきていますよね。業務の効率化を考えた上での施策であることは重々承知ですが、初めての客が何を選んだらいいか、何が看板メニューなのかというのをもっと大々的にアピールしてもらえると助かります。おすすめは何ですか？と聞いて「お客さんの好みです」といった回答をいただくこともありますが、遠くから訪問しているケースだとそう何度もトライする機会があるわけではないので、そこは誠実にこれが自信作、というのを持ってて欲しいです。ちなみに私がラーメン屋でバイトしていた時は、聞かれたらお客さんに何をおすすめするか、という指導がありましたので、意識している店ももちろんあると思います。

麺

やはりこのお店の目玉は上の写真のような凄平麺です。加水率はかなり高めで表面はツルツルしています。スープに絡むかと言われると...醤油のつけ汁もかなりサラッとしているので、あまり感じられませんでした。麺の風味や弾力自体はすごく感じることができましたが。食べにくさも評価が分かれるところです。見た目はインパクトバッチリなので、SNSとかにあげるなら絶対凄平麺かなと思います。

スープ

つけ汁は若干甘めな和風だし醤油ベース。醤油の色は濃いですが、ミリンが入っているのでしょうか、カドはありませんでした。完全に麺が主役であり、主張してきません。これが個人的にあまり好みではなかったのがあるかもしれませんが、感動はあまりありませんでした。正直、このお店の人気は凄平麺のインパクトによるところが大きいのかなと思いました。麺の種類が4種類から選べるということは、それを生かすスープの性質も違うはず。スープの味は変わらない、というのが最大公約数的にこの味に落ち着いたのかわかりませんでしたが、もうひとパンチ欲しかったです。