tokyo miso style IKEDA 35点 - エンジニアの麺日記

名古屋にあるtokyo miso style IKEDAの紹介です。名前はtokyoとなっていますが、これは名古屋という味噌が根付いた文化の町で、オリジナルに仕上げた味噌で勝負したい、という現れで、東京味噌というのは店主の造語とのことです。ブログを拝見しましたが、店主もアツい思いを持った方のようです。埼玉県にも系列店を出店しているとのことです。

しびれ味噌（850円）をオーダー。食べログではTOP5000に入る人気店ですが、平日の夜というタイミングが良かったのか、席は殆ど空いていました。

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雰囲気

カウンターとテーブルがあります。お店の構えもラーメン屋というよりは、タイマッサージ店のような、エスニックよりのように感じました。メニューも独特でThe カリーマン、ラーラー麺、と一体どんな味のラーメンが出てくるかわからないようなものもあります。味噌ラーメンではなく、正式メニュー名は「みそガッツ」ですからね笑。愛想の良さそうな店主でしたので、コミュニケーションを楽しむのも一つの魅力なのでしょうか。アットホームな雰囲気です。

麺

中太の麺です。加水率の高いもちもちとした麺かと思いましたがそうではなく、どちらかというと醤油ラーメンにも使われそうな、小麦の味がしっかりと伝わるストレート麺です。これが腰があってうまい。後述するようにスープがドロドロなので、麺を持ち上げるたびにスープがしっかり絡んできます。

スープ

濃厚な味噌ですが、北海道味噌ラーメンとは明らかに違う方向性です。多少遠くから来ても、あ、これはあたりだな、満足できるな、と思わせるほど個性が強いです。流石に食べログでTOP5000に入るのは伊達ではないですね。天一と同等のドロドロさですが(背脂も大量に浮いています。そのおかげで食べ終わるまでスープはアツアツ。麺を持ち上げるたびに湯気がでます）、こってりしているわけではなく、まろやかさもあり、野菜や果物も溶かし込んでいるスープとのことです。そして、しびれの名に恥じない、四川花山椒によるピリ辛さ、汗かきながら食しました。

具

茎わかめや油揚げ、穂先メンマ等、他のラーメン屋では食べれないようなトッピングが盛り付けられています。食感を大事にしているのかなと思いました。味噌スープのドロッとした中にシャキシャキっとした茎わかめや穂先メンマ、ジュワッと味噌のスープが染み込んだ油揚げが麺と同時に口の中に入ってくると、口の中がいろんな食感で満たされ、最高に幸せな気持ちになれます！チャーシューもレアで大変素敵な歯ごたえでしたが、少し動物の臭みが残っていたかなと。。。そこだけ残念でした。