エンジニアの麺日記

愛する日本の麺について語るブログです

武蔵坊 35点

広島に行く機会がありましたので、この機会に麺業界界隈で話題の、広島汁なし担担麺を食べに行ってきました。汁なし担担麺自体は、2010年ごろから出店が相次いだようです。それまでは広島風つけ麺が有名でしたが、今では汁なし担担麺もそれに勝るとも劣らない人気っぷりです。今回はその中にあって人気店の武蔵坊にお邪魔しました。

担担麺(濃厚胡麻)をオーダー。辛さは0ー4辛の5段階から選べますが、おすすめの2辛にしました。600円。普段のラーメン屋の感覚からすると、少し安め。これはこのお店というだけでなく、広島のラーメンが全体的に安いように感じました。嬉しいですね。f:id:engineer_KB:20180815012418j:plain 

雰囲気  

外観は赤と黒が基調で、少しポップな印象をいだいたのですが、中は黒を貴重として、落ち着いている感じです。平日の昼過ぎに行ったのが良かったのか、直ぐに座れました。繁華街から少し離れているという事情もあると思います。店内の落ち着いた雰囲気の中で目立つのがポップの数々。好みがあると思いますが、こういった店主のこだわりがわかりやすく伝わるのは私としては食欲をそそります。

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加水率低めの細麺です。下の写真は混ぜる前ですが、30回以上混ぜ、麺がすべてのスープと絡むのがよしとされています。そういう意味では、細い麺が汁なし担担麺とベストの相性だと思います。ただ、個人的には、かなり辛味とシビレの要素が強いので、太麺でも合うかなとは思いました。

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スープ

着丼して気づくのはその香りの良さ。鼻にぬけるその香りが食欲をそそります。ラーメンの中でもこの香りの良さは随一だと思います。汁なし担担麺の長所の一つではないでしょうか。ポップでまずは香りを味わってください。と書かれるのもうなずけます。広島の汁なし担担麺では辣油の辛さに加えて、中国山椒(花椒)のピリッとしたシビレも味わえます。この融合が汁なし担担麺の独自性とのことです。実際食べてみると、シビレの刺激がすごいです。このシビレが愛知の台湾まぜそばとの大きな違いと思います。

具材としては肉そぼろと大量の青ネギがスタンダードとのこと。こちらの汁なし担担麺もその基本に則ってます。

コスパ

確かに具材は多くはありませんが、それでも600円は他の地方では考えられないやすさです。十分魅力的なコスパと言えると思います。

 

勝手に採点 総合35点

   5★★★★★☆☆☆☆☆   雰囲気(10点満点) 

   7★★★★★★★☆☆☆  麺(10点満点)

 8★★★★★★★★☆☆   スープ(10点満点)

 5★★★★★☆☆☆☆☆   具(10点満点)

   10★★★★★★★★★★      コスパ(10点満点)

 

武蔵坊 

広島県広島市中区富士見町5-12 田ビル 1F

電話番号  082-578-7384

営業時間 
[月~土]
11:00~15:00
18:00~24:00

[日]
11:00~22:00

日曜営業

定休日    なし

駐車場   なし