らぁ麺紫陽花 35点 - エンジニアの麺日記

愛知県でも随一の人気店であるらぁ麺紫陽花を訪問。店主は鉢ノ葦葉で修行をされていたとのこと。こちらも醤油ラーメンが看板です。日曜の昼の訪問でしたが、1時間ほど並びました。外に列を作っている人専用の麦茶が設置されているのですがこの時期に1時間は結構厳しいですね。しかし、並んででも食べる価値はあります。せっかく１時間もかけて並んだこともあるので、看板の醤油らぁ麺と麻婆坦々麺をオーダー。もう一品、濃厚つけ麺もラインナップとしてあるので、それは別途食べに行きたいと思います。細かいことですが、ラーメンと書くより、らぁ麺と書いた方が日本独特の味付けというか、昔ながらの味付けを意識させる感じがして、そういうところにもこだわりを感じます。

醤油らぁ麺

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麻婆坦々麺

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雰囲気

店員さんカウンターだけの席に対して大勢いらっしゃいますが、店主と思われる方が実質一人でラーメン作りを担当しているのか、あまりラーメンがすぐ出てくるという印象を持つことが出来ませんでした。お店に入ってからも、随所にこだわりを感じたのですが私が驚いたのがお箸です。

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なんと２種類あります。私はラーメンは割り箸で食べたい派です。理由は、ツルツルしている麺であると、箸が滑ってしまい、食べにくい、というものです。今まで色々なラーメン店を訪問させていただきましたが、実は麺が滑ってしまうような箸しか提供していないラーメン屋もあったりします。経費の問題もあるでしょうが、一度その箸で食べてみたら、食べにくさはすぐわかるもの。そこは客が食べやすいように、麺が少しでも伸びないうちに食べれるように、気を使って欲しいと考えています。この紫陽花というお店は、２種類。客側の好みで選べます。黒の箸も先端はしっかり滑り止めが付いていて、ラーメンが食べやすいように加工されていました。店主としては、長さや箸の形にこだわりがある客を見越して、２種類用意したのだと思います。そんなこだわりが垣間見えて、嬉しくなりました笑

麺

ストレート麺で加水率高めです。ツルツルしています。醤油も坦々麺も同じ麺だと思います。食感はうどんに近いものです。逆に言うと、マイブームの味噌ラーメンのような、コシやモチモチ感というのはあまり感じられませんでした。これは硬めが好きな人にはちょっと不評かに知れません。

スープ

醤油はかなり上品な味です。香りが良く、すっきりしている。麺との相性良し。

坦々麺も魚介系のスープでこれは厨房の様子を見たところ醤油と同じでした。砕いたナッツが歯ごたえと風味をプラスしていて、癖になります。

どちらも総合して大人のラーメンといった形で、第一印象は強くないけど、ずっと飲んでいたい、そんなスープです。

具

有名醤油ラーメン屋さんになぜかよくある傾向ですが、なんと紫陽花もチャーシューが取りと豚肉のコンビです。肉自体はそれぞれ一枚ずつで寂しい気もしますが、どちらも素材の味を存分に発揮した贅沢なチャーシューです。豚の旨味の方が強く、そちらの方が僕は好みでした。ちなみにチャーシュートッピングで200円です（豚と鳥１枚ずつ追加）。どちらも醤油ラーメンにすごくあいます。

坦々麺はベーシックな具材ですが、ナッツが入っていて、坦々麺独特の舌ざわりに美味しさをプラスしてくれています。